4年前(2022年)、ChatGPTが公開され、つかったとき、僕はこう思いました。 「便利な検索エンジンだな」 ただそれだけ。そして、ほとんどの人がまだAIが出たことすら知りませんでした。
「人工知能? SFの話?」
周り反応は、そのていどでした。 その間、僕はいろんなAIを使いつづけ、気づいたら毎日チャットするように。そして先週、AIエージェントを使いはじめ、こう思いました。 「なんじゃこりゃ。仕事の明治維新やぁ」 と。そんななかでいま感じていることをシェアさせてもらいます。
Q.これからはAIの時代、乗り遅れたらヤバいのか?
A.乗り遅れたわけじゃないです。そして、いま乗り遅れたと思っていても、その差は秒で縮みます。あわてて道具を集めても、使う自分が育っていなければ意味がありません。
Q 人間にしかできないことって、何ですか?
A.ゼロから意味を生み出すことです。
「なぜこれをやるのか」
「自分はどう生きたいのか」
ここに答えを出せるのは、あなた自身だけです。そのお手伝いをしてくれるのがAIです。
AIは神さまじゃない
AIとは、これから人間が使う道具のことです。いろいろ言われていますが、それ以上でも以下でもないかなと思っています。 ドラえもんの道具とおなじです。どこでもドアやタケコプター、それを使っているのはのび太くんです。道具がどれだけすごくても、のび太が主役であることは変わりません。
そして、のび太くん自体を変えることは道具にはできません。 AIも同じです。 ChatGPTでも、Claudeでも、使う人間が主体です。どんなにすぐれた道具でも、つかう人の能力次第でポンコツにも天才にもなります。 あわてる必要はないです。AIがさらに一般的になってくれば、いま努力してAIの使いかたを覚えている人との差は一瞬でうまります。
もしくは、とんでもなく差が開いてしまいます。そうなったら、どうしようもありません。
あわてる人ほど、流される
あわてる人とは、焦りに駆られて行動し、道具を集めることが目的になってしまう人のことです。
乗り遅れたくない。その気持ちはわかります。僕もそうです。なので50才になったいまも必死でAIをつかっています。 でも、あわてないようにしています。なぜなら、
- とりあえずChatGPTを使ってみる
- そのうちGeminiやClaudeもためす
- プロンプト集を集めはじめる
- 新しいAIツールをひたすら試し続ける
いわゆるノウハウコレクター化してしまうリスクがあるからです。ノウハウコレクターになると学んでつかい、人生を良くするという目的が、
「新しいことを学ぶ。学んでいる自分は最高」
となって、現実は一ミリもかわらないなんてことになります。
本当に必要なのは道具を使いこなす自分を育てることです。
どんなにAIが進化しても、
「何のために使うか」
を決めるのは人間にしかできません。
人間らしさとは創造していくこと
人間にしかできない、人間らしい仕事とはゼロから意味を生み出すことです。AIはものすごく賢いです。でも、AIには、
「なぜこれをやるのか」
を自分の言葉で語ることはできません。いわゆるいろんな意見の平均点をそれっぽく言えるだけです。
20年以上ミニマリスト生活を続けてきた僕は、モノを手放しながらいつも自分に問いかけていました。
「これは本当に自分に必要か?」
と。この自分への問いかけが創造のはじめの一歩だと思っています。 AIが僕らの仕事をかわってくれる、これからの時代だからこそ、この力が問われます。
道具がどれだけ賢くなっても、自分がどう生きたいかを決めるのは、あなただけです。
この記事で伝えたいことは、
- あわてなくていい
- 自分がなにをしたいかを自分で決める
- 自分が主体。AIは道具でしかない
ということです。
AIをつかい続けて4年。AIという道具に振り回されることなく来られたのは、自分が主役であることを忘れなかったからだと思っています。
次の記事のテーマは「道具を使いこなす前に、多くの人が気づいていない落とし穴」についてです。