「自分のペースで生きる」ことに興味はありますか?

効率や速さを求めるデジタル時代のなかで、地味に地道に自分のリズムで歩き続けること。

華やかじゃないし、ドラマもありません。

ただ、それが自分のリズムをととのえ、感じるチカラを取りもどすいちばんの近道だと、僕は思っています。

僕はそれを「トコトコ歩き」と呼んでいます。


Q. 自分のペースで生きたいとは思うけど、続けることができません。

A. それは当然だと思います。いまは検索すれば答えがでて、AIが情報をまとめてくれる時代です。

「すぐに、誰でも、カンタンに」という感覚になれすぎているんです。ただ、魂の成長はインスタントには生まれないと僕は考えています。


Q. 地味に地道に進むって、具体的にどういうことでしょう?

A. くわしくは読んでみてください。あなたにとって何かヒントになるかもです。


「インスタント思考」の罠に、まず気づく

いまは検索すればすぐに答えがでて、AIが情報を整理してくれる便利な時代です。

それ自体は悪いことじゃないんです。ただ、気づかないうちに「すぐに結果が出ないこと=失敗。だからイヤ」となりがちです。それがインスタント思考です。

自分のペースで生きることを考えはじめたとき、この「インスタント思考」が壁になるのです。

人生で大切なのは、すぐに結果が出ないことにあせるのではなく、コツコツ続けること、そのものに快感を見出すことです。

地味に地道にトコトコ進む、その歩みそのものに価値がある。

それが自分のものになったとき、自分のペースで生きることへの迷いが、すこし軽くなった気がしました。

まず「自分を調える」こと

なにか特別なことをしようとする前に、まず自分の土台を安定させること。これがトコトコ歩きの出発点です。

かのイチローさんも選手時代に、

「とんでもないとこにいくには、毎日決めたことをただやり続けるだけ」

ということを言っていました。

野球選手じゃない僕たちは、なにをするべきか。僕自身、ずっとその答えをさがしていました。

そして呼吸、睡眠、食べるもの、すこしの運動。

なんでもいいので「自分を調える」こと、それを毎日つづけることを意識することです。

つづけるうちに心と身体の感度があがっていきます。

感度があがっていくと、たとえば情報の波にながされそうなとき、

「あ、これは自分にとって心地よくないな」

という小さな違和感に気づけるようになります。

シンプルライフやミニマリストな生活をする人が、まず暮らしをととのえるのも同じ理由だと思います。

外側を整えると、内側の声が聞こえやすくなる。自分のペースを取りもどす最初の一歩です。

くわしくは<調>の記事も読んでください。

「余白」を意識的につくる

情報、AI時代では、意識しないと自分と向き合う時間がへっていきます。

たまにはSora(空)でもながめるような余白を、意識してつくることです。

人が少ない場所で静かにじっとして、自分の内側に問いかける時間をつくる。あきたらすぐやめてもいいんです。

静寂のなかにいること。それはトコトコ歩きのガソリンになります。

福岡県古賀市のような都市でも完全な田舎でもない場所で暮らしていると、この静寂がつくりやすいです。

移住や田舎暮らしに憧れる人って、じつはこの余白をつくって、静寂の時間をつくるのを、無意識にもとめているんじゃないかと感じています。

くわしくは<解>も参考にしてください。

「色眼鏡」を自分専用に

SNSで他人のキラキラした生活が目に入ると、つい自分とくらべます。

バッドな自分とグッドなだれかをつくり、自分を否定したくなるんです。僕はこれを心の生活習慣病だと思っています。

しあわせって、実はカンタンなのです。

でも、しあわせに暮らすのがむずかしいと考える人が多いわけです。

なんでかというと、自分のモノの見方(色眼鏡)を理解していないからです。

まずは「自分がどんなふうに世界を観ているか」を知ることです。そして、そこから自分のしあわせをリデザインすればいいのです。

誰かとくらべる必要はありません。

「あの人もすごいけど、僕もわたしもすごい」

とフラットに考えて、自分だけのしあわせを大切にする。

そうしていると、すこしずつ自分のしあわせがハッキリしていきます。

くわしくは<遊>の記事も参考にしてください。

転んでも「ヒザにツバ」をつけて歩く

トコトコ歩きには、決まったゴールもドラマチックな変化もありません。なぜなら必要じゃないからです。

だれとも競わず、誰ともくらべず、ただ自分の世界を味わいつくすこと。

つまずいて転んでもヒザにツバをつけて、

「人生は死ぬこと以外かすり傷」

そう言って、また歩きだすだけ。そういう精神的なタフさが、

「フツーの自分が愛おしい」

という境地へとつながっていく気がしています。というかそんな気がしています。

脱サラして移住した人も、半農半Xの生きかたをえらんだ人も、はじめから上手くいったわけじゃありません。

転んで、立って、また歩いた。地味に地道にトコトコ進んだ、その繰りかえしだったはずです。

くわしくは<和>の記事も参考にしてください。


自分のペースで生きるとは、

特別な才能じゃありません。そして、恵まれた環境が最初からあったわけでもないのです。

地味に地道にトコトコ進み続けることで得たもの、それをつかって、自分にしかつくれない人生にすることじゃないか、僕はそう思っています。

あなたにとっての「トコトコ」は、どんな歩きかたですか?

そこで、どんな人生をつくりますか?