お金の話になると、人はふたつに分かれます。

「お金がすべて」と思っている人と、

「お金なんて」と思っている人。

ただどちらも、お金に振りまわされている点では同じです。崇拝するのも否定するのも、魔物に取りつかれた状態です。

それじゃあ、そもそもお金の正体は何なのでしょう。

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Q. なぜお金が魔物のように感じるのか

A. お金が減ることへの恐怖が、いつの間にかお金そのものへのネガティブな印象に変わっているからだと思います。お金は道具です。でも「使うたびに減る」体験が積み重なって、知らぬ間に魔物になっていくんです。

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Q. どうすればお金を魔物にしなくてすむのか

A. 豊かさとお金を切り離すことです。お金は豊かさのすべてではなく、一部でしかない。そう気づいたとき、「お金のために生きなくていい」と自分に許可が出せるようになります。

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お金が魔物になる瞬間

38才まで、一度も疑わずに僕は走り続けていました。

「それが普通で当たり前。そこで何かを手に入れることが人生のゴール」

そう信じていたので、疑問すら持っていませんでした。今思えば、3G時代の生き方でした。

3Gというのは通信規格ではありません。ガマン・ギム・ギセイの3Gです。やりたくないことをやる、我慢する、犠牲にする。通信速度にたとえれば、今の時代ではつかえないほど遅いです。

4G(LTE)時代の生き方は、Love・Thanks・Enjoy。3Gにもどれないくらい快適です。

3Gがまちがっているわけではありません。子どもの教育費、親の介護、ローンなど現実にお金が必要な場面はたくさんあります。

「お金なんて豊かさのほんの一部」

と言っても、ピンとこない状況があるのは事実です。

だからこそ、次の話を聞いてほしいのです。

七輪のサンマに電流が走った

豊かさとお金は別物だと気づいたのは、高坂勝さんの本を読んだときでした。高坂さんは「ダウンシフターズ」という言葉を日本に広めた人物です。

その本の中にこんな一文がありました。

「どんなに高級な料理より、七輪で焼いたサンマをビールと一緒に、夕暮れを眺めながら食べたほうが、断然豪勢なコトを知った」

読んだ瞬間、電流がビリビリと走りました。

豊かさとお金は一緒だ。わかりやすい豊かさのカタチがお金というだけだ。

七輪のサンマと夕暮れとビールは、お金では買えない豊かさです。お金はたしかに大事です。でもそれは豊かさのほんの一部でしかないわけです。

僕はそう気づいたとき、

「お金のために生きなくていい」

と自分に許可が出せました。一気にラクになりました。

「減った、以上」で止める

多くの人がお金に振り回される原因は「減るから」だと思います。使えば減る、それは当たり前のことです。

でも、減ったことに対してムダにネガティブな意味をつけてしまうわけです。

お金と交換にネガティブな気持ちを手にいれることがデフォルトになっているようなものです。

だから意識的に、

「お金をつかった。減った。以上。」

でとめることが大事だと僕は思っています。僕自身、そうするようになって、お金とフラットな関係をきずけるようになりました。

そして、お金と引きかえに得た感情を書きだすようにしています。

たとえば、どこかでコーヒーを飲んだ、それと引き換えにこうして文章を集中して書けてありがたい、とかです。

お金と体験を切り離して記録する。これだけで、お金への印象は変わります。

創造意識で生きると、お金との関係が変わる

「なんとかなる」という感覚が、今の僕にはあります。

ここ数年、困ったときに臨時収入がはいってきたり、問題そのものがなくなったり、お金を使わずに解決できたりします。

なぜそうなるのか、仕組みはわかりません。

ただ体感としてあるのは、大きな流れに乗っているとき、予定調和で物事が動くということです。

大きな流れには太陽系の動きとリンクすることでのれます。というよりそこにもどる感覚です。

太陽は宇宙の中心に静止しているように見えますが、実際にはものすごいスピードで動いています。

僕たちの魂も動きつづけながら周りに影響を与え、与えられているわけです。

創造意識で生きるというのは、そんな太陽系の動きとリンクして流れにもどることだと思っています。

スマホの仕組みがわからなくても電話はかけられるのと同じで、仕組み自体はしらなくていいのです。

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この記事で伝えたかったことは、豊かさとお金は別物ということです。

お金は道具です。魔物でも神様でもない。ただ、お金が唯一の豊かさだと信じてしまうと魔物になります。

「自分にとっての豊かさってなんだろう」

その問いを持つだけで、お金との関係が少しずつ変わっていきます。七輪のサンマのような瞬間が、あなたの日常にもすでにあるはずです。