会社員として同じトキに同じような人たちと、毎日同じようなコトをする。

そんな日々のなかで、ふと空を見あげ、

「これが自分の人生でいいんだろうか」

そう思ったことはありませんか。

「飼われてる人と野生の人」という言葉、聞いたことありますか?

飼われてる人とは社会が用意したレールの上を生きている人。野生の人とは、そのレールをはずれ、自分で人生を決めて歩いている人のことです。

どちらが正解かを語るつもりはありません。

ただ、AIという新しい相棒が人類に生まれたいま、この問いはこれまでとはすこし違う意味を持ちはじめていると思うんです。


Q. 野生の人って、けっきょくは才能があるか、もともと恵まれていた人じゃないですか?

A. 僕も最初そう思っていました。でもいまは、頭のよさでも環境でもない気がしています。差があるとしたら、もっと小さくて、もっと地味なところにあると思うんです。


Q. 飼われてることって、そんなに悪いことなんでしょうか?

A. 全然悪くないと思っています。安定・つながり・安心感、そして目に見える価値がある。ただ僕は、「選んで飼われている」のと「選べないから飼われている」は、まったく別モノだと考えています。


Q. じゃあ、その差って何なんでしょう?

A. くわしくは読んでみてください。あなたにとって何かヒントになるかもです。


飼われてる人のメリットとデメリット

飼われてる状態、つまり会社員として社会のレールにのって生きることには、ちゃんとしたメリットがあります。

毎月の給料という安心感。組織にいることで生まれる仲間やつながり。「何をすればいいか」が決まっているという、判断コストのなさ。

これらは一つの価値です。

一方でデメリットは、自分で決める機会がへるぶん、「自分はどう生きたいか」という答えのない問いをする機会が少なくなること。

そうすると気づかないうちに、組織に自分をあわせ続ける生活になりやすいのです。

そして以前の記事で書いた「そこそこしあわせ」がつづくと、変化への感度が静かに落ちていきます。

はっきりいうと、ドレイの感覚になり、それが気持ちいいとなってしまうんです。

<参考記事:黄金の手錠>

野生の人のメリットとデメリット

野生の状態。これは脱サラして移住して、半農半Xな生きかたをするとか、パーマカルチャーやホリスティックな仕事をするなどです。

正直リスクは高いです。

収入が不安定になる。社会的な信用が下がる。孤独になりやすい。

自由だけど、すべて自己責任になります。

そしていまの社会では、いちど外れると社会復帰がむずかしいわけです。

「ちょっと試して、むいていないからやめる」ができません。

だから、田舎暮らしや自給自足などの生きかたにシフトしづらいのだと思っています。

ただメリットもあります。

「自分で決めた」という自信が、未来をつくっていきます。

失敗しても「自分で選んだんだからしょうがないよね」と、どこかすっきりしている感覚があります。失敗をリカバーするのも楽しいです。

次第にお金より時間を大切にする生きかたになって、お金はなくても工夫をかんがえる時間を楽しめます。

そんな生活は「生きているぜ ヒャッハー!」と充実感があります。

僕自身、人生で後悔することがあるとしたら、「もうすこし、おとなしく生きてもよかったかな」というくらいです。

飼われてる人と野生の人。この差はどこに?

頭の差でも、育ちの差でもないと思っています。

僕が思うのは、ちょっとした選択を自分で選んだ体験があるかないか、その差だということです。

大きな決断じゃなくていいんです。だれかに言われたんじゃなく、自分で決めて動いた。

その体験が一回あると、「自分って動けるんだ、動いていいんだ」と思えるようになります。

僕は高校生のころから、やりたいことを自分で選択できる環境にありました。

親や先生がなんだかんだで応援してくれたんです。それは恵まれていたと思います。

ただ、その選択をして、なにかあっても「人生、死ぬこと以外かすり傷」と決断したのは僕自身です。

環境や条件がそろっていなくても、その一歩は自分にしか踏みだせません。

社会不適合者とよばれようと、自分らしく生きるとはそういうことだと、いまは思っています。

AIという相棒が生まれたいま、あなたはどちらを選ぶか

AIという、これまでの人類にいなかった相棒が生まれました。

情報収集、文章、アイデア出し、副業の立ちあげサポート。一人会社の社長になるのも、スローライフや田舎暮らしへのシフトを調べ準備するのも、以前とは比べ物にならないくらい手軽です。

これまで野生になるために必要だったコストやリスク、タスクのほとんどを、AIが肩がわりしてくれる時代です。

頭が悪くても、環境が悪くても、お金がなくても、野生になることへのハードルは確実に下がっています。

あとはあなたが「やる」と決めて、「やり続ける」だけです。


飼われてることも、野生でいることも、どちらが正解とは言えません。

僕の行動をマネする必要はまったくありません。あなたならどんな人生を、自分で描きたいですか?

この記事が、その問いをじっくり考える、ほんの少しのきっかけになればうれしいです。たまにはSoraでもながめながら、ゆっくり考えてみてください。