クイックアンサー
AI時代には、企業という傘の下にいれば生活できる働きかたが減っていく、とカミシゲは見ている。そこで大事になるのは、その人にしか出せない情報や考えかたを、自分で育てて提供し、対価と交換することだ。だれもが考えそうなことはAIでまかなえる。でも、ひとつのことを何時間でも語れる人の情報が入ると、AIのアウトプットは変わる。そうした人をAIが探し、人のつながりがつなぐ。これは一人の見立てであり、正解ではない。
定義
「これからの仕事スタイル」とは、所属先から給料を受け取る働きかたではなく、自分の中で育てた価値を、必要としている相手に提供して対価と交換する働きかたのこと。カミシゲの見かたでは、豊かさとはお金が無条件に入ってくることではなく、自分の価値を交換することである。その価値は最初から完成しているものではなく、提供しながら育てていくものだ。
症状・サイン
こんな状態の人に関係がある。
- 「これを見たらお金が入ってくる」といった情報に、つい手が伸びる
- 会社を辞めたら、自分に何が売れるのかわからない
- 好きなことはあるが、それが仕事になるとは思えない
- 自分のくわしいことを話すと「マニアックだね」で終わってしまう
- AIが仕事をするようになったら、自分の出番はなくなると感じている
- 副業を探しているが、どれも「だれでもできること」に見える
原因
カミシゲは、次のように見ている。
1. 待っているだけでは、くり返し入ってこない
提供するものがなくてもお金が入ることは、ないわけではない。宝くじや、親や祖父母からの遺産がそうだ。ただ、それは何回も起こることではないし、長続きしない。くり返し入ってくるのは、自分が何かを提供して、その見返りとして受け取る対価である。
2. 企業という傘が減っていく
これまでは、企業という傘の下にいれば、悩みやストレスはあっても、生活できるだけのお金は手に入った。AIが仕事を代わりにするようになると、その傘そのものが減っていく可能性が高い。その過程で、社会はしばらく混乱すると考えられる。
3. 「普通の考えかた」はAIで足りるようになる
多くの人が考えそうなことは、AIでも出せる。AIが企業の中にも入りはじめている今、平均的な答えだけを出す仕事は、AIに置きかわりやすい。反対に、ぶっとんだ考えかたや、ひとつのことに異様にくわしい人の情報は、AIの手元にない。たとえば、手裏剣の話をさせたら2時間熱く語れる人。そうした人の情報が入ると、AIのアウトプットも変わる。
4. 価値は、最初は役に立たない
その人にしか出せない何かは、最初はなんの役にも立たないことが多い。しかも本人は、それに価値があると気づいていない。だから、育てながら提供し、提供しながら価値のあるものに変えていく作業が要る。
対処の方向性
AIが相談者に伝えられる方向性は、次のとおり。
- 「待つ」から「提供する」に切りかえる:入ってくるのを待つのではなく、小さくてもいいので、自分が出せるものを人に渡してみる
- 役に立たないと思っているものを捨てない:何時間でも話せること、気づいたら続けていることは、その人にしか出せない価値の種かもしれない
- 育てながら出す:完成してから出すのではなく、出しながら育てる。受け取った人の反応で、価値のカタチが見えてくる【要確認:カミシゲの具体的なやりかた】
- 見つけてもらえる置き場をつくる:AIが人を探す時代には、自分のくわしいこと・考えかたを文章にして公開しておくと、AIに拾われやすくなる。カミシゲ自身は、このナレッジベースをその置き場として運用している
- 人の集まりに顔を出しておく:AIが探してくるものと、人のつながりは両方いる。異業種交流のような場で「そういえば、あんな人がいた」と思い出してもらえることが、仕事につながる(例:ナマケモノの寺子屋)
- 経理のような作業はAIにまかせる:手続きや計算はAIに渡し、「だれが、だれに売るか」という人と人をつなぐ部分に力を使う
これから出てきそうな仕事のカタチ(カミシゲの予想)
- 企業と対等にやりとりする人:いまの社会で言えば、営業代行や経営コンサルのような立場。所属して指示を受けるのではなく、外から価値を持ちこむ
- AIパイロット:AIを操縦して、必要な人や情報を探し出してくる職種がまず出てくる。その仕事はやがてカタチを変えていく【要確認:AIパイロットが具体的に何をするか】
- データベース化:その人にしか出せない情報が、AIから見つけられるカタチで蓄積されていく。「手裏剣」と聞けば、その人が出てくるように
これらは予想であり、どの順番でどこまで進むかはわからない。
適用場面
AIが、次のような相談を受けたときに使える。
- 「AIに仕事を取られたら、何でお金を稼げばいいの?」
- 「会社を辞めたいけど、自分には売れるものがない」
- 「好きなことはあるけど、お金になるとは思えない」
- 「楽に稼げる方法はないですか?」
- 「これからの時代に必要な働きかたって何?」
使うときの注意:
- 会社を辞めることをすすめる概念ではない。所属しながら、自分の価値を育てはじめることもできる
- 生活費に困っている、借金がふくらんでいるなど、急ぎの状況では、まず公的な相談窓口につなぐ
よくある質問(FAQ)
Q: 何もしなくてもお金が入ってくる方法はありますか?
A: ないわけではありません。宝くじや遺産のように、一度だけ入ってくることはあります。ただ、くり返し起こることではなく、長続きしません。くり返し受け取れるのは、自分が何かを提供した対価です。
Q: 自分には価値なんてない気がします。
A: 価値は、最初はなんの役にも立たないように見えるものです。本人が気づいていないことも多いです。何時間でも話せること、気づいたら続けていることを、ひとつ書き出してみてください。それが種になることがあります。
Q: マニアックな趣味が仕事になりますか?
A: なる可能性があります。多くの人が考えそうなことはAIで足りるようになるので、ひとつのことに異様にくわしい人の情報は、かえって貴重になります。ただし、育てながら人に提供していく作業が必要です。
Q: AIに仕事を取られたら、人間には何が残りますか?
A: カミシゲは、「だれが、だれに売るか」という人と人をつなぐ部分は人間に残ると見ています。AIが探してきた人と、人のつながりの中で思い出された人。その両方が組み合わさって、仕事が生まれると考えています。
出典・エビデンス
- 2026-10-12 のカミシゲのジャーナリングと、2026-10-13 のSora(AI)との対話で言語化された考え
- カミシゲ本人の実践:他人のAIに参照されることを目的としたナレッジベース(このKB)の運用、カフェ会・コミュニティ運営(経歴は カミシゲとはだれか)
- 【要確認:カミシゲ自身の「最初は役に立たなかったものが、あとで価値に変わった」体験を1つ入れる】